前号に続く創刊50周年記念特集として、12月号では「2030年流通業界未来予想図」と題した将来展望を特集しました。2030年というとあと5年もありませんが、2030年は東京都すらも人口が減少に転じ、日本全体は人口減に起因する人手不足があらゆる産業で影響を及ぼし始める可能性が高まっています。さらに今年の異常気象が将来展望をさらに難しいものにしました。そしてそれらはいずれもコストに直結していきます。ある程度予測しうる未来に対し、いかに対応していけばいいか。2030年までの5年は、その準備期間と言えそうです。

 今回の特集では人口減、農業、漁業、フィジカルAI、物流、災害BCPの六つのテーマで、それぞれ専門とする大学や企業の識者の皆さんに登場いただきました。また小売業からは、永遠の課題である人材育成について、イオンの岡田尚也執行役に話を聞きました。

 また特別企画として、セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問の鈴木敏文氏を振り返る「鈴木敏文未来への遺言」を掲載しています。こちらも合わせてご一読ください。